早くお風呂に入りたいと、お湯が溜まるのを待っているのに、いっこうに水位が上がらない。
けれども排水栓がはずれていないのに、一体どうしたことだろう……?
こんな場合、考えられるのは、排水栓が破損しているというケース。
特にゴムパッキンは劣化しやすいパーツです。
けれども、ゴムパッキン1つでプロにSOSの電話もするのもちょっと気が引けて……という方もいらっしゃるかと思います。
今回は、排水栓破損時の手軽に試せる対処法と、水回りリフォームによる抜本的な解決方法をご紹介いたします!
■浴槽のパッキンがヒビ割れ、水漏れが気になって仕方がない……手軽にできる対処法とは?
・お風呂にお湯が溜まらないのは、ゴムパッキンのせい?
お湯を溜めているのにいつまで経ってもお風呂の水位が上がらない。
排水栓は閉め忘れていないのに、なぜこうしたことが起こるか不思議ですよね。
そんな場合は、排水栓のゴムパッキンに問題があるケースが大半です。
一般的にゴムパッキンの耐用年数は10年ほどと言われているものの、長年使っていると、ゴムに亀裂や割れが生じやすくなる傾向が。
お湯を溜めようとしても、知らないあいだに発生した亀裂やヒビ割れから、お湯が逃げてしまうのです。
しかし、心配しなくても大丈夫!
ゴムパッキンはご家庭でセルフ交換することが可能です。
解決法としてはまずホームセンターへ。
スペアのパッキンを買ってきて、いざ交換しようとしたら
「サイズが…違った……」
といったことにならないよう、事前にパッキンのサイズを測っておくと安心です。
・パッキンの劣化は他の部分にも不具合が起こっているサイン?
注意したいのは、パッキンの劣化は浴室や浴槽そのものが古くなっているサインでもあるということです。
パッキンは排水栓だけでなく、浴室のドアや、洗面台、蛇口、床・壁・天井などさまざまなところに使われていて、水漏れを防いでくれています。
しかし排水栓のパッキンと同じように経年劣化で傷むので、ヒビが入ったり、剥がれやすくなったりしてしまうのです。
排水栓のパッキンは小規模かつ構造も簡易なためDIYで直すことができても……
浴室全体のパッキン修理というのは、大規模かつ一部構造が複雑なため、かなりの根気とプロの技術を要します。
ヒビが入った部分を接着剤や耐水性ボンドで補修する方法もありますが、それらはあくまで応急処置でしかありません。
DIYで頑張ってチャレンジしたけれども、またヒビが入って水漏れが……
ということにもなりかねません。
排水栓のパッキン劣化≒浴室を交換するサインであると心得て、大事になる前にプロにメンテナンスを依頼したり、交換を前提に相談したりすると安心です。
また、浴槽そのものが劣化していて、外からは見えない内部でヒビ割れを起こしていると、そこから水漏れが発生するというケースもあります。
床下で腐食が進行し、暗くて湿ったところを好むシロアリの巣窟に………という悲惨なことにもなりかねないので、要注意です。
■その他、古くなったお風呂にありがちな深刻な悩み 3選
古くなったお風呂ではさまざまな悩みが発生します。
こうなってはお風呂でリラックスどころかストレスの元凶にもなりかねません。
具体的にどんなお悩みが多いのか、見ていきましょう。
悩み①:パッキンや角っこの根深い黒カビ……気になってお風呂でリラックスできない
パッキンはご紹介したように、浴室のいたるところで使われており、たとえば天井と壁、壁と床がぶつかるところにも施されています。
しかしこうしたところに限って、カビでうっすらと黒く汚れがちですよね。
カビが繁殖する原因は、暖かさと湿度。
まさにお風呂は、カビが繁殖する条件が整っている場所でもあるのです。
湯船に浸かってリラックスしていても、ふと壁や床に目をやれば、隅っこがカビで黒ずんでいて……となると、せっかくの入浴時間が台無しです。
気分の問題だけではなく、そもそもが不衛生で、好ましい状態ではありません。
カビは掃除して表面的に除去できたように見えても、実は奥深くまで根を張っているやっかいものです。
基本的には換気をこまめにして水気を残さないことがカビ対策として有効ですが、一度根を張ってしまったカビは相当に手強いもの。
頑固なカビに悩まされているようなら、リフォームを前向きに検討することをおすすめします。
悩み②:「水道代がああ~!!」24時間、シャワーヘッドやホース部分からの水漏れ!
シャワーヘッドや蛇口からチョロチョロと水が漏れているのは、はじめのうちは気にならなくても、毎日続くと相当なストレスとなります。
また、水道代に負担がかかるという、重い現実ものしかかってきてしまいます。
ある日、何気なく水道料金の請求書を見たら、とんでもない額が請求されている……
人にもよりますが、その瞬間相当ショックを受ける方も、もしかしたら少なくないのではないでしょうか。。
ここでも主な原因は、パッキンの劣化。
またナットやボルトの緩みや、給水管のトラブルということも考えられます。
このナットやボルトの緩み程度ならDIYで直すことも可能ですが、それでも解決しない場合は、蛇口本体に問題がある可能性も考えられます。
また、パッキンの劣化や給水管トラブルは素人が手を出すのは少々危険。
水漏れはご家庭で対策が難しいケースが多いので、蛇口やシャワーヘッドを交換するとともに、浴室内で他に問題がなさそうか、プロの目でしっかり見てもらうと安心です。
悩み③:床のタイルのひび割れや剥がれ しかも真冬は底冷えがひどい……
タイルは耐水性に富み、頑丈な素材として知られています。
もしお風呂でタイルに問題が発生するとすれば、それはタイルとタイルを繋ぐ「目地」。
ここにヒビ割れが入ったり、カビが発生したりすることがしばしばあります。
しかし長年にわたり浴室を使っていると、タイルそのものにダメージが生じ、ヒビ割れや剥がれが起こる、というケースもあります。
こうなってしまうと素足で歩くのは危険なので、ケガをしないためにも早急にリフォームをするのがおすすめです。
また古い浴室で床にタイルが使われていると、冬場はヒヤッとした感触が辛いのではないでしょうか。
これは床下の断熱材がきちんと施されていなかったり、劣化している可能性があります。
最近のユニットバスは、床や壁の断熱性が高く、冷たさを感じにくくする工夫が施されています。
浴槽自体の保温性も高くなっているので、リフォームをすると、これまでと比べものにならないくらい快適になりますよ。
こうした古くなったお風呂の悩みは、放っておいても解決できず、悪い自体を招くばかりです。
古いお風呂でお悩みでしたら、一度、水回りリフォームの見積もりを取ってみることをおすすめします。
【余計な中間マージン、ゼロ!】松もとの水回りリフォームで、古くなったお風呂全体の悩み、まるっと解決!
一般的なお風呂の寿命は20〜30年とされていますが、家族の人数や使い方、お手入れ具合によっても異なります。
また浴槽自体は問題がなくても、換気扇や照明、シャワーなどの部品が劣化したり、床・壁・天井のカビに悩まされるということも。
外壁塗装の世界では、耐用年数が近づいたら定期的にメンテナンスを行うのが定番です。
このお風呂に関してもまた、耐用年数を目安にリフォームを検討してみるのも、一つの選択肢と言えます。
名古屋市を拠点として外壁・屋根塗装や防水工事を手がける「リフォームの松もと」は、住宅リフォームのプロ集団。
水回りリフォームの経験も20年以上に及び、経験と実績に裏打ちされた確かな技術で、多くのお客さまから感謝のお声をいただいております。
「良い仕事を適正価格より、ちょっとお値打ち」をモットーに、コストパフォーマンスに優れた満足度の高いサービスを提供できるように心がけています。
100%自社施工で、打ち合わせからお見積もり、施工まで一貫してワンストップで行うため、中間マージンの類は一切発生いたしません。
優れた施工力はもとより、お客さまに寄り添った提案には定評がありますので、お悩みのことがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。